住友化学Recruitment

Official YouTube

Special Edition 03 特別編集 #スミカノワカテ

就職活動は不安や迷いの連続、自分を見失うこともあるかもしれません。
どうやって進めていったら納得のいくゴールへとたどり着けるのか。
住友化学の若手社員、同期4名に、
直面した壁とその克服法について当時の様子を振り返ってもらいました。

Profile

先進基盤技術研究所
細胞生化学グループ
2025年入社/工学府 生命工学専攻

高校時代の生物教師の授業に魅せられ、大学は生命工学を専攻。生命現象の仕組みを分子レベルで紐解き、それを工学技術と融合させることで次世代材料を生み出す研究に没頭。在学時にコロナ禍に見舞われたこともあり、ひたすら研究活動に明け暮れる日々だった。

ICT&モビリティソリューション研究所
光学製品要素技術開発グループ
2025年入社/総合理工学府 総合理工学科

学部時代はバイオ系の研究室において、ドラッグデリバリーシステムを研究。そこで高分子に詳しい研究員と出会い多大な影響を受け、その方と同じ大学の大学院へと進学し、高分子系の研究に取り組む。研究しか思い浮かばないと言うほど、学生時代は研究に熱中。

大分工場
総務部人事チーム
2025年入社/教育学部 人間発達科学科

女子ラクロス部に所属し、部活漬けの4年間を過ごす。部活動を通じて他大学や社会人との交流を広げるとともに、学業においては心理系を専攻。資格を取得し、その道に進むことも真剣に考えたと振り返る。現在は学んだ知識を活かし、人事系のキャリアを目指す。

国際アグロ事業部
事業企画部
2025年入社/
グローバル・コミュニケーション学部 英語コース

高校時代、マルタに2週間ほどホームステイ。自分の英語力のなさを痛感し、ここで英語力の向上を誓い、国際系の学部へと進学。同時に、グローバルな仕事に就きたいという夢も抱くようになり、大学3年時に1年休学してイギリスにも留学。その夢を見事につかむ。

Dialogue.01

「なにをどう進めたらよいのか」という壁。

皆さんは、どのような学生生活を過ごされましたか? 私は高校時代から英語を使った仕事に就きたいと思うようになり、国際系の学部に進学しました。1年間、イギリスにも留学し、ひたすら英語力向上に取り組んでいました。といっても、高い理想をもっていたというよりも、高校のときの短期ホームステイで英語力のなさに悔しさを感じたからという稚拙な動機なんですけどね(笑)。

それでも初志貫徹で、国際アグロ事業部でグローバルな仕事に従事しているのはスゴイと思います。

そうですよ。ちなみに私は、女子ラクロス部に入っていたので部活漬けの4年間でした。コロナもあってサークルの勧誘がまったくない中、女子ラクロス部の人たちの懸命な勧誘につられて入部しました(笑)。それでも最後の公式戦で敗北したとき、4年間のことが一気に思い出され、「ああ、私はこれだけ全力で打ち込んできたんだなあ」って。

なんだかさんもドラマチックだなあ(笑)。

ありがとうございます(笑)。さんもさんも大学院を出ているし、やはり研究活動中心の学生生活でしたか?

私はそうでしたね。高校の時の生物の先生がすごく面白くて、それで生物に興味を持つようになり、バイオテクノロジーを学べる工学部の生命系の学科に進みました。以来、ひたすら研究活動の日々を過ごしていましたね。

DNAナノテクノロジーという分野で、生命情報を司るDNA分子を用いて情報処理を行ったり、3次元構造を作ったりしていました。ニッチですが面白い次世代材料として最近注目を集めています。さんも、学部のときはバイオ系でしたよね?

そうです。抗がん剤で副作用の少ない薬のカプセルをナノ分子でつくる研究をしていました。このとき高分子に詳しい研究員さんが研究室にいらして、とても刺激を受けました。それで、その方と同じ大学院へと進学し、高分子を使った研究をするようになりました。

その後、就活を始めるにあたって、就活サイトに登録したはいいものの、そこからが最初の壁でした。具体的に、なにをどう進めたらいいのか。知らない業界もたくさんある中で、どう絞り込んでいけばいいのかと。

そこですよね……。

Dialogue.02

「自分という人間を知る」という壁。

私は同じく就職活動を行っている友人や、就活サポート団体の方に話を聞きながら、手探りでのスタートでした。四季報をみたり、さまざまな業界の説明会やオープン・カンパニーに参加したりと、どのような業界があるのかについて調べるところから始めていきました。地方の大学に通っていたことと、部活動をしていたこともあって、特にオンラインで気軽に参加できる座談会などを活用していきました。

私も少しでも興味のある業種や業界について、オンラインでの会社説明会や夏のインターンシップに積極的に参加し、情報収集することから始めました。そして、自己分析を進めることの大切さを実感し、取り組んでいったという感じでしたね。

私の場合は研究室の先輩の多くが志望業界に進んでいたので、先輩たちが実際に受けた企業を参考にしながら、エントリーの開始時期やインターンシップのタイミングなど、就職活動全体のスケジュール感を把握するところから始めていきました。

私は帰国とともに自己分析からはじめました。日々の生活で心に響いたことや幸せを感じた瞬間、自分の強みや弱み、そして性格などを、過去の経験から浮き彫りにしていきました。そして仲の良い友人に、そうした内容を踏まえ他己分析をしてもらいました。これによりある程度、業種や職種も絞り込まれ、就活の軸を形成することができました。

他己分析については、私もすごく大事だと思いました。自分の認識と他人の認識をすり合わせ、そこに自分の具体的なエピソードを結びつけることで話にも一貫性が生まれましたし、自己PRにも説得力を持たせることができました。それに自認と他認のズレを確認することで自己の過大評価と過小評価を認識することができ、自分の強みや弱みを客観的に把握することにも役立ちました。

私は自己分析の過程では、そうした一連の要素や気づきを、紙に書き出していました。経験から感じたことや、その理由を、紙の上に見える化することで、頭の中が整理されて自分に対する理解も深まりました。これにより自分に合った就活スタイル、就活の軸というものが確立されて、ネットにあふれる情報や他の就活生の意見に必要以上に振り回されなくなったように思います。

それに軸が定まると、どのような業界や企業で働きたいかを考えやすくなりますよね。

そうなんですよね。就活の軸をつくるときに原体験まで深掘りしているので、面接でも「こういう経験をしたので、御社に入ってこうしたいです」と語ることができたように思います。

とくに業種や業界が絞り込まれるほどに、「その中で、どうしてこの会社に?」と聞かれることが多いので、そうした時に自己分析の深さが大きくものを言ったように思います。

Dialogue.03

「就職活動と学生生活を両立させる」という壁。

これはきっと皆さんも同じかと思うのですが、就職活動がスタートして学業との両立が思いのほか大変であるということを実感しました。私は学会開催が集中する秋冬に、冬期インターンシップ参加や早期選考準備が重なることで、両立が困難な時期がありました。そこで、実際の締め切りよりも1週間早いスケジュールで行動することで、計画に余裕をもたせることを心がけました。

私もスケジュール帳をフル活用して予定を細かく管理し、特にアルバイトの時間を調整するなどして、限られた時間を効率的に使う工夫を重ねていきました。これにより優先順位も明確になり、なんとか乗り越えることができたと感じています。

私の場合は地方のため、対面のイベントや面接に参加する場合は移動にかなりの時間を割かれてしまうので、本エントリーする企業をなるべく早期に絞り込むことで、学業・部活動・就職活動のバランスを取っていきました。企業を絞り込むことによるリスクはありましたが、1社1社の対策に時間を掛けることができたので、私個人としては時間的にも精神的にも余裕をもって就職活動を行うことができたと思います。

私もさんと同じで、業界や企業を絞り、取り組む範囲を限定することで、研究活動の時間を捻出していきました。それは先ほどもお話ししたとおり、就職活動の研究発表にはある程度の成果が必要であると考えていたので、研究を進めることを第一に優先したかったからです。ただ唯一、当社の対面によるインターンシップには参加していたので、これはいろいろな観点から大きな意味があったように思います。

私は冬期インターンシップへの参加を通し、具体的に働くイメージができたことが当社入社の大きな決め手になりました。自分が一緒に働く人や環境、業務内容を具体的に理解し、自分のやりたいことや働く姿を明確化することができたことで、高い志望度へとつながっていったので。

私もインターンシップを通じて、職場の落ち着いた雰囲気や熱意をもって研究に取り組む姿勢に触れたことが、入社の決め手となりましたね。さんやさんは、最終的に住友化学を選んだ理由はなんだったんですか?

私は就活の軸として掲げていた、「グローバルに働ける」「農業分野に携われる」「誠実な人が多い職場」といった点が合致していたためです。それともう一つ、面接時においてもっとも自分らしく振る舞えた会社だったからですね。実際、入社してからも誠実で柔らかい雰囲気の人たちばかりなので自然体で働けていますし、新入社員を含めた若手の意見をすごく汲み取ってくれる点は、入社後に感じたよい意味でのギャップでした。

確かに若手でも意見を出しやすく、新しい領域にも柔軟に挑戦する風土があることには正直、私も驚かされました。というのも、入社前は「100年以上の歴史を持つ堅実な大企業」という印象が強かったので。ところが実際は、基盤技術の蓄積と挑戦姿勢とが両立する企業であり、自分自身も成長しながら貢献できる職場なのだと感じています。

そうなんですよね。職場の雰囲気や社員の人柄は、私も入社前の印象と変わりありませんでしたが、仕事の現場は想像以上にスピード感があり、若手も主体的に動くことが求められるので成長の機会は多いと感じています。

Dialogue.04

「社会人として独り立ちする」という壁。

現在は大分工場で人事業務に携わり、採用や教育など幅広い業務を担当しています。タスク管理力も向上し、複数の業務を並行して進められるようになったことに、自身の成長を感じています。工場人事として多様な業務を経験し、業務内外で多くの人と関われていますので、今後もこうした経験を活かし人事分野でキャリアを築いていきたいと考えています。一方で、人事の業務しか経験しないと視野が狭くなるおそれもあるので、まったく異なる業務にも挑戦したいと思っています。皆さんは、どうですか?

海外事業の業績管理業務を通じて、効率的に物事を考えられるようになりましたね。社会人として働く中で、成果を意識して仕事に取り組む姿勢がより強くなりました。物事をいろいろな角度から考えられるようになったことにも、自分の成長を感じています。こうした視点は学生時代にはあまり意識していなかったので、新たな力が身についたと思います。将来的には、海外における新規子会社の設立案件や投融資案件などの業務に携わりたいと考えています。そのために目下、コーポレートファイナンスに関する知識を身につけるとともに、日々の業務を通じて見えてくる自身の課題を一つひとつ克服し、周囲から頼りにされる存在を目指して鋭意努力中です。

私は担当部材の開発を進める中で、学生時代にはなかった「提案する力」が身に付いたように思います。ですが、まだまだ不十分だと感じています。お客様のニーズを的確に捉えた製品開発や技術提案に携わりたいと考えているだけに、まずは現在の業務を通じて知識やスキルを身につけ、着実に経験を積んでいきたいと思っています。その上で将来的には、業務で得た知見を活かしながら、社内外から信頼される技術者として、社会に貢献できる製品や技術の開発に取り組みたいと考えています。

私はバイオ技術研究者として、食糧やヘルスケア事業を支える新たなソリューションの創出に携わりたいと考えています。まずは配属先での研究業務を通じて基盤技術を貪欲に学び、深い専門性を備えた組織の中核を担える研究人材を目指したいです。その上で、研究から事業化まで一貫して挑戦できる環境を活かし、事業部の視点も身につけ、多様な専門性をもつ方々と協働し、農薬・医薬品などを通じて社会ニーズに応えるものづくりに貢献していきたいと考えています。それと、1人暮らし力もアップしました(笑)。学生時代はずっと実家生活だったので、これは自分にとって大きな変化です。いち社会人として自立したという実感があります。

分かる気がします。私も寮生活がとても新鮮で。同期や先輩たちと、これほど親しくなれるとは思ってもいませんでした。週末は一緒にアウトレットに行ったりBBQをしたり。だからこそ、当社は迷いや不安があっても仲間と支え合いながら成長できる会社だと、就職活動中の皆さんにお伝えしたいです。そして、新しい仲間と一緒に働ける日を本当に楽しみにしています。

そうですね。確かに就職活動は大変ですが、自分の価値観や考え方についてじっくりと向き合える貴重な機会だったと、今日、皆さんと振り返りながら改めて感じました。さまざまな業界や企業で働く方々の声を直接聞き、対話できる機会というのはなかなか得られないものですので、ぜひ自己成長のチャンスとして楽しんでほしいと心から思います。その上で、最終的に住友化学への入社を志望していただけたら、これ以上嬉しいことはありません。

就職活動は不安や迷いの連続だと思いますが、自分のペースで焦らず取り組んでほしいです。今はやりたいことが見つからなくても、就職活動を通じたさまざまな出会いの中で見つかることもあると思います。自分なりの軸を持つこと、企業や仕事の中身を知ること。最終的に自分が納得できる選択ができることを、心から願っています。

それでも迷った時は、ぜひ当社の門を叩いてみてください。100年を超える歴史は伊達ではありません。これほど多様なバックグラウンドを持つ人々が集まっているからこそ、時代とともに変化し続けることができたのだと、私自身、入社してから実感しています。ここなら、やりたいことを見つけ、その想いを確かな技術力と実装力の中で形にしていけるはず。ご縁があれば、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

Special Edition特別編集