住友化学Recruitment

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Special Edition 02 特別編集 先輩後輩関係

研究チームと経理チーム。
業務上の接点がほとんどない2つの部署の4名が、それぞれの先輩後輩関係を明かしてくれました。
共通するのはどちらも先輩と後輩の距離がとても近いということ。

Profile

アグロ&ライフソリューション研究所
プロセス化学グループ

先輩

2014年入社/薬学系研究科 博士後期課程

自身の研究(有機合成化学)で取得したスキルを活かせること、研究開発の水準が高く多様な事業を行っていることから、住友化学に入社。部署内では研究方針の策定や日々の実験業務の進捗管理を担い、部署間では製造や各種評価のスケジュール調整などを進める。

後輩

2022年入社/工学研究科 有機高分子化学専攻

幼少期、母に連れられ頻繁に科学館を訪れたことが化学との出会い。研究員たちの穏やかな人柄と技術力の高さに触れ、迷わず住友化学に。現在は、温度や溶媒量などの条件を変えたパラメータースタディの実施や、製造方法における安全上の懸念点の確認を担う。

大阪工場
生産企画部経理チーム

先輩

2018年入社/経済学部 経済学科

もともと理系で化学を選択し、化学業界への興味が高かったことから、就職活動も化学業界が中心。住友化学を選んだのは、社員の雰囲気が自分に合うと思ったから。入社後4年間、業績管理業務に従事した後、現職。現在は、工場の大型起業案件の進捗管理を担う。

後輩

2024年入社/国際社会学部 イベリア地域専攻

社会への影響力の大きさが、化学メーカーに興味をもつきっかけに。住友化学を選んだ理由は、事業の幅広さ、取引国の幅広さ、そして社員の人柄。入社後、初任配属として現部署に。現在は製造担当、研究所担当、経費担当として、3つの業務に取り組んでいる。

Dialogue.01

お互いのチーム体制や規模感は、
ほぼ同じ。

私たち研究員は経理の一般的なイメージはあるものの、工場経理が具体的にどのように行われているのか想像がつかないのですが、どう業務を進められているのですか?

大阪工場の経理チームは3つのチームで構成されており、私とさんはICT&モビリティソリューション部門を担当するチームに所属しています。私自身は「製造担当」として、担当製品の原価管理や生産管理、投資案件の企画管理などを進めるとともに、「研究所担当」として研究所の経費管理や予実分析など、 研究費管理を行っています。また、「経費担当」として大阪工場内の経費取りまとめや予算策定などを担っています。

大阪工場とひとくちに言っても、約10の工場と5つの研究所の集合体ですので、製品ごと、研究所ごとといった具合に大まかに分けて、業務を分担しています。例えば工場関係の業務ですと、老朽化更新や能力増強、新規起業などの投資案件の企画や数字の管理といった業務があります。さんの説明にあった業務の中でも、私はこの投資案件に関する仕事の比重が大きくなっていますね。お二人の部署は、どのように役割を分担されているのでしょうか?

私たちが所属するプロセス化学グループは、農薬や家庭用防疫薬の候補化合物について、工場で製造できるようにするための製法を確立し、工場における製造立ち上げをサポートすることをメイン業務としています。グループ内は候補化合物ごとにテーマが分かれていて、メンバーが工程ごとに役割を分担し、それをテーマリーダーが取りまとめることで工場における一連の製造プロセスが完成する、そんなイメージですね。

ちなみに、経理チームは3チームに分かれているとのことでしたが、1チーム何名くらいですか?

3~4名程度になります。含めた後輩の業務を私や他の先輩がまとめるようなイメージです。

体制や規模感は、私たちのところとほぼ同じですね。一つのチームの中に複数のテーマが存在するのでチームの人数はそれぞれ異なりますが、一つのテーマだと、だいたい5名前後の編成となっていますね。経理チームが忙しくなるのは、やはり決算期ですか?

そうですね、7月、10月、1月、4月は、忙しくなりますね。中でも年度決算の4月が一番忙しいように思います。加えて、私たちは1月から3月にかけて予算も組んでいきますので、予算と決算が重なる1月は、4月に次いで忙しくなります。

この期間は、業務量も多く非常に忙しくなりますが、チーム全体で連携しあって乗り越えることができています。お二人のチームにもそういうタイミングはありますか?

工場での製造立ち上げや試験用サンプルの製造はチームを挙げての総力戦となりますね。製造自体が3か月とか半年ほどの期間を要する場合もあり、その準備も含めるとかなり長期にわたります。

製法を工場に説明するにあたっては各種データが必要となりますので、その収集期間はとくに忙しくなります。それでも日頃から、同じテーマの同僚が「どんな感じ?」と立ち話的に声をかけてくれたり、互いに相談し合えるので、一致団結して任務が果たせているという実感があります。

Dialogue.02

経験を積んだ先輩は、
やっぱりスゴイ。

大阪工場では研修の一環として「ワークアサインメント発表会」があり、自身が入社1年目に取り組んだ業務について、工場幹部に対し発表する機会があります。私は複数のサプライヤーから購入している担当製品の原料について、最適な購買比率を購買部に提案し、次年度予算の合理化・コスト最適化を達成したことを発表したのですが、無事に終えられたのもさんたち経理チームの先輩方のおかげと、いまでもとても感謝しています。この経験は、その後の業務にも大いに活かされていますし、自分の成長にもつながりました。

当時、先輩方からはどのようなサポートがあったのですか?

毎週発表練習に付き合っていただき、その都度、改善点をアドバイスいただきました。当初は「何を伝えるか」ということに終始してしまい、結果報告のような味気ないものになっていたのですが、先輩たちから「自分がもたらした付加価値をどう伝えるか」という視点を与えてもらったことで、発表内容に磨きがかかりました。自分が何を考え、どう行動に移したのか。どんな壁にぶつかり、どう工夫し乗り越えたのか。こうしたことを盛り込んだことにより、自分でも満足のいく発表を行うことができました。

素晴らしい発表でしたよ。私たちの意見を上手に取り入れ、次の発表練習へと活かすことで、中身もどんどんブラッシュアップされていました。話の組み立てからパワーポイントを使ったスライドのつくり方まで、どうすれば詳しく知らない人が理解しやすいかを考えたことがよくわかる発表でした。

ありがとうございます。上司からは「今回の発表を通じて、プロジェクトの進め方を学んでほしい」との言葉があったのですが、自分に不足している知識やスキルを先輩たちの力を借りることで補足し、計画性をもって実行していく、まさに主体的にプロジェクトを進める良い経験になりました。加えて、先輩たちを前に何度も発表練習をしたおかげで、いまでは大勢が集まる会議の司会を担うときも以前ほど緊張しなくなる、という思いがけないメリットもありました。

早い段階からよい経験をされていて少しうらやましくもありますが(笑)、私にも忘れられない出来事がありました。これは前のテーマを担当していた頃の話なのですが、作業する人や時期が変わると実験結果が変わってしまうことがありました。再現が取れないと製法として確立できませんので何度も検討を重ねたのですが、1か月を過ぎても成果を出せずに本当に落ち込みました。そんな時、ある先輩から「その問題が製造の時ではなく、いま見つかってラッキーだと思えば大丈夫」と声をかけてもらったんです。

1か月以上も成果を出せないという状況が続いたら、私もかなり落ち込むと思います。それだけに、先輩のその言葉には救われる思いがしますね。

本当にそのとおりで、私も前向きな気持ちを取り戻すことができました。そこで後日、別の先輩に同じ実験をしてもらえるようお願いしたんです。自分の手癖というか、気にせずやってしまっている動作がないかを確認させてもらおうと思ったからですが、先輩の様子を観察していたら、ふと思い当たることがありました。そこで早速、自分で再確認してみたところ、ほんのわずかな水分量の違いが結果に影響していることがわかりました。言葉をかけてくれた先輩も、実験に付き合ってくれた先輩も、後日お礼を言っても別にたいしたことはしていないという素振りでしたが、大局的な見地から発せられた言葉や、実験時における洗練された無駄のない動作に、先輩ってやっぱりスゴイなって思いました。

Dialogue.03

会社生活のつらさと楽しさは
表裏一体。

そういえば私も以前、開発中の製造法において、安全性に懸念点を有する副生成物が生じる問題に直面し、なかなか原因物質を特定できず苦しんだ時期がありました。分析チームや評価チームと協力しながら、一つひとつ可能性を潰す以外に術はなく、根気の要る作業にテーマリーダーである私が音を上げそうでした。ところが、メンバーたちは原因物質の候補となる化合物を一つひとつ作るというとても根気の要る実験をスピーディーにこなし、評価が円滑に進むようにしてくれました。その結果として、無事に原因物質を特定できたのですが、この時私はつくづく思いましたね。後輩ってスゴイな、と。

本当にそうで、先ほどのさんのエピソードにしても、私たちの助言をどんどん自分のものにしていましたし、発表内容のみならず業務においてもすごいスピードで成長しているのが横で見ていてよくわかりました。後輩たちのそうした姿を目の当たりにすると、自分もうかうかしてはいられないと背筋の伸びる思いがします。これはきっと、さんも同じではないでしょうか。

間違いありません。最近は後輩たちに助けてもらってばかりですから、とくにそう思います(笑)。

せっかくの機会なので、このタイミングでお二人にお聞きしたいのですが、これまでの会社生活で一番つらかったことはなんですか?

それ、ぜひ私もうかがいたいです。

ちょうど試験用サンプルの製造を行うタイミングで、会社生活の中でも一、二を争う忙しさの中、長女が生まれたことですかね。仕事のタイミング的にすぐに育休を取得できず、夜も眠い目をこすりながら夫婦交替で娘の世話をしていました。けれども周囲の協力もあり、なんとか両立することができ、結果的に毎日はとても充実していました。その後、仕事が落ち着いてすぐに育休を取得し、娘とゆっくり過ごせた日々は父親としてかけがえのない時間でした。さんはどうですか?

入社1年半で2部署目に異動になったことかなと思います。異動先がちょうど多忙を極めていた時期と重なり、当初は不慣れで担当業務をうまく回せなかったことが歯がゆかったですね。

どうやって乗り越えられたのですか?

忙しいなかでも自部署の先輩たちが親身に指導してくれていましたし、手が回らないこともあるだろうと、関連部署の先輩たちまで目を掛けてくれました。結果として、私は無事に業務を回せるようになっていきました。業務に慣れて色んなことを理解できるようになるにつれ、仕事が楽しくなりました。

どんな状況でも前に進む力を持つことの大切さを改めて感じました。環境の変化や日々の忙しさのなかでも、支えてくれる仲間がいる。

そして乗り越えた先に成長があり、その積み重ねがいまのお二人を形づくっているんだと思いました。

Dialogue.04

職場は違っても、
雰囲気のよさは皆同じ。

私からもお二人に伺いたいのですが、今後の目標があれば聞かせてもらえますか? 私たちがお役に立てることもあるかもしれないので。

私はより計画性を持ち、かつ迅速に業務を遂行できるようになりたいです。自身の課題として、一つの事象を深く考えすぎるあまり、対応が後手に回ってしまうことが多いので。それに経理は業務柄、他部署から質問や相談を受けることも多いだけに、どんな時も手際よく最適な回答を導くことで、頼られる存在になりたいと考えています。このあたりはさんたち先輩方の日頃の仕事ぶりから学び取り、いただいた助言を日々の業務で実践することで、改善につなげたいと思っています。

私は担当している剤の上市です。暫定の製法には再現性や収率に課題があります。少しでも早く安定した収率が出せるよう、データの積み増しに取り組んでいきたいです。また、開発が進むにつれて大幅な変更が難しくなってしまうので、懸念事項をいまのうちに徹底的に潰しておきたいです。そしてもう一つ。これから他部署や社外の方と共同で仕事を進める機会も増えていくので、まさにさんが実践されたように、私もわかりやすく物事を伝える力を積極的に身に付けたいです。

そうした目標を達成するにあたり、いまの職場に不満はないですか?

研究においては、活発に議論できる雰囲気であることが理想だと考えているのですが、いまの職場はフラットで風通しがよく、さんたち先輩方もとても気さくに応対してくださるので、新入社員も気後れすることなく意見が言えている。すごく理想的な環境だと思っています。

さんのいまのお話を聞いて、職場は違っても雰囲気はどこも同じなのだと思いました。私たちの職場も、仕事中に雑談をすることもありますし、その雑談の延長で仕事のことについて上司や先輩たちに気軽に相談できる環境なので、働いていてすごく安心感があります。忙しい決算期にかぎって、相談したいことや助言をもらいたいことが発生するのですが、さんたち先輩方はそうしたときも快く手を割いてくださる。本当に理想的な職場だと思いますし、ここまでの皆さんのお話を聞いていても、住友化学はそういう会社なのだと再認識しました。

なんだか私のほうが勇気づけられた気持ちでいっぱいですが、後輩の皆さん方より少し長く働いてきた分、失敗を含め、いろいろな経験をしてきたと思っています。私はそうした経験や、そこで得た知見を後輩たちとも共有したいと思っていますし、そうやって次の人たちにつなげられるような仕事を今後もしていきたいと考えています。

本当に、おっしゃるとおりですね。私たちが先輩たちからそうしてもらったように、今度は自分たちが後輩の成長をサポートしてあげられたらと思いますし、そうすることで自分たちも一緒に成長していきたい。そう、素直に思います。

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