Interview住友化学の社員たち
事務系
現地の人たちの思いや考えが分かる人になりたい。
それにより円滑な事業運営を実現できる人になりたい。
国内・海外営業
国際アグロ事業部 事業企画部
2020年入社/言語文化学部 言語文化学科
Chapter01
海外売上比率が高く、
海外事業に関われるチャンスが大きいと感じた。
中学生の頃から、なぜか英語の授業だけは好きでした。そこで、大学に進学する際には、他の言語も学んでみたいと思い、スペイン語を専攻しました。英語や中国語に次いで話者人口も多いですし、公用語としている国や地域の数では中国語を上回っていますからね。
学生時代はもっぱらスペイン語の習得に励んでいました。朝早い授業も欠かさずに出席しましたし、ヨーロッパへ旅行に行く際も必ずスペインに立ち寄っていました。また、1年ほど、南米のペルーにある大学にも留学しました。
就職活動も自ずと「海外に関わる仕事」というのが一つの軸となりました。とはいえ、文系の学生でしたから化学には疎かった、というよりも忌避すべき対象ですらありました(笑)。ところが、とある会社説明会で、化学メーカーは時代や社会の変化に適応したソリューションをグローバルに提供し続けてきているという実態を知り、強く惹かれたんです。
そのなかでも住友化学を就職先として選んだ理由は二つあります。一つ目は、同業他社と比べても海外売上比率が高く、海外事業に関われるチャンスが大きいと感じたこと。二つ目は、社員に抱いた真摯かつ丁寧な印象が終始一貫して変わることがなく、その人柄に魅了され、この人たちと一緒に仕事がしたいと素直に思えたこと。入社後の現在、この2つの選択理由に間違いはなかったと、自信をもってお伝えすることができます。
Chapter02
利益の最大化を図ると同時に、
サステナブルな事業運営を考える。
私は入社とともに国際アグロ事業部に配属となり、今日に至ります。国際アグロ事業部では、海外農薬事業と飼料添加物事業を手掛けており、日本や北米、インドなどで生産した農薬と飼料添加物をグローバルに販売しています。なかでも私が所属する事業企画部は、業績やサプライチェーンの面から事業を管理し、世界各地にある現地法人を適切に運営するためのサポートなどを行っています。
事業企画部は担当エリアごとにいくつかのチームに分かれており、私自身は中南米チームで主に業績管理を担当しています。現地法人と協力して予算を作成し、事業活動を行うなかで予算と実績に乖離が発生した場合には、どこに要因があるのかを分析し、それを踏まえた対策を現地と一緒に考え、ともに実行していく、というのが業務の一連の流れです。言わば、マーケットに一番近いところで事業の舵取り役を担うというイメージですね。
業務において大切なことは、「利益の最大化を図ると同時に、どうすればサステナブルに事業運営を続けられるかを考え、実行すること」。日々の事業活動では、何で戦うかという戦略よりも、どう戦うかという戦術がより重要となります。現地に困りごとがあれば状況を瞬時、かつ適切に把握し、チーム一丸となって課題の解決を図るよう常に心掛けています。
担当する中南米エリアは世界の食料供給を支える一大拠点だけに、年々競争が激化しています。とりわけ中国製品の台頭は目覚ましく、価格競争力の高い製品が大量に市場に流通しはじめています。こうした活発で変化の激しい事業環境のなかで、いかに継続的に売れる仕組みをつくり、競合他社に打ち勝っていくか。まさに私たちの手腕が問われています。
Chapter03
中南米の需要拡大を取り込むべく、
パラグアイに新たな拠点を立ち上げ。
具体的な取り組みのひとつとして、パラグアイに新たな拠点を立ち上げることになりました。先ほども触れたとおり、中南米は非常に成長性の高いマーケットですので、現地の需要拡大を着実に取り込みビジネスを成長させるためにも、新拠点を設立する必要があると判断したからでした。そこで周辺国の現地メンバーが数名招集されるとともに、本社からは私たち中南米のチームのメンバーが参加し、新拠点立ち上げに向けたプロジェクトチームが結成されました。
しかしながら、私自身は拠点設立に携わるのははじめての経験。現地に会社を設立する際に必要な法務、税務、人事、ガバナンスといった要素は、これまでの業務で直接触れた経験がなく、法務部、経理部、人事部、内部統制・監査部など、各部署のスペシャリストの力を借りる必要がありました。とくに難しかったのが、関係各位との情報共有の仕方です。
立場が違えば着眼点や重視するポイントも変わります。相手が知りたい情報は何かを常に意識、整理しながら、コミュニケーションを取っていきました。
プロジェクトは1年がかりとなりましたが、新拠点の立ち上げによって、私たちは中南米で勝ち抜くための新たな足掛かりを手に入れました。さらに、個人的には自分たちの事業を取り巻くさまざまな側面について深く考える機会となり、その後の事業運営を担う上で非常に学びの多い経験となりました。例えば、どういう人員を、どういった部署で、どれくらい雇うのかといった体制の構築は、戦術における核心的な要素です。こうした一つひとつについて実地を通じて体得したことで、私は自らの戦術眼を鍛えることができました。
Chapter04
チャレンジングな案件を、
若手にどんどん任せる風土、文化がある。
当事業部における業務は、数字と向き合うことの多い仕事です。けれども、その数字の裏には必ず人がいます。売上高が、自社の製品を世界中で売る人たちの活動の成果を示すように、発生するさまざまな経費や投融資もまた、そうした活動を担う人たちの努力を示しています。この点で、私たちの業務はとても人間味あふれる仕事であり、海外のメンバーと仕事をするということは、それ自体が面白さでもあり苦労の源泉でもあります。
言語も違えば、文化も違うし、常識も違う。こうした人たちとの仕事は、コミュニケーションひとつとっても苦難の連続。しかし、だからこそ、一緒にひとつのことを成し遂げたときの達成感もまた格別であることを、私は先の新拠点立ち上げで再認識することができました。
考えてみれば、日本にとって中南米は地球の反対側で、ブラジルであれば時差は12時間。このように遠く離れた異国の地で、ビジネスの本分である利益の最大化を目指し、現地メンバーとともに新しい拠点を立ち上げるというプロジェクトは、それ自体がとてもチャレンジングな仕事です。そうした案件を若手にどんどん任せる風土、文化に、私は当社で働く醍醐味を感じています。
さらに、単に任せるだけでなく、当社社員の人柄のよさがいかんなく発揮されるOJTが業務の大きな助けとなります。加えて、OFF-JTも充実しているため、当社においてはOJTとOFF-JTの両輪がうまくかみ合っていると実感しています。事実、私自身は業績管理において必須の会計スキルを、この2つの研修によって自然と習得することができました。
Chapter05
仲良くなることができれば
よりよい仕事ができるという事実、
それは万国共通。
業務において中南米への海外出張もあります。ビジネス上の言語はもちろん英語ですが、中南米においてはスペイン語を話す人たちも多く、彼らの母国語でコミュニケーションを図ると一気に互いの距離が縮まるのを感じます。このときばかりは、学生時代に苦労してスペイン語を習得した自分を褒めてあげたくなります(笑)。
日本で仕事をしていると、本社側の意向が現地メンバーに正しく伝わらず、彼らの活動にもどかしさを感じることも少なくありません。しかし、ひとたび現地に赴き、彼らの言語で話してみると、彼らには彼らの言い分があり、そして考えがあることがよくわかります。だから今後は駐在業務も経験し、現地メンバーと膝を突き合わせて仕事をすることで、現地の人たちの思いや考えがわかる人になりたいと思っています。そして、そういう人になることで、円滑な事業運営を実現できる人材へと成長していきたいと考えています。
国内外の人たちと仕事をする上で私が常に願っているのは、仕事上の付き合いに終始するのではなく、プライベートも含めて仲よく仕事をしていきたいということ。それというのも、いろいろなことを共有できるような間柄になれれば、よりよい仕事ができると思うから。そして、それは万国共通であると感じているからです。
ですから、私はこれから入社される人たちとも、仲よく仕事をしていきたい。そして、食糧の増産に寄与することで社会をよりよくしているのだという心持ちを共有し、ともにグローバルに活躍していけたらと思っています。
Oneday Scheduleある1日のスケジュール












