Interview住友化学の社員たち
技術系
いつの日か、0から1を生み出す
研究開発にチャレンジしたい。
化学には、社会を劇的に変える
力があると信じている。
製品開発
ICT&モビリティソリューション研究所
光学製品商品開発グループ
2016年入社/工学研究科 応用化学専攻
Index
- Chapter 01インターンシップで出会った先輩社員が皆優秀で印象的だった。その姿を見て、自分もこんな技術者になりたいと思った。
- Chapter 02液晶ディスプレイなどにとって欠かせない機能を担う偏光板。製品開発リーダーとして常時複数のプロジェクトに携わる。
- Chapter 03ぎりぎりの状況から見出したブレイクスルー。まるでドラマのワンシーンのような感覚だった。
- Chapter 04多種多様なメンバーたちと一緒に前進していく。自分にとってたまらなく魅力的な環境。
- Chapter 05「この仕事は自分がやり遂げたのだ」と記憶に残るような研究開発に挑んでいきたい。
- Oneday Scheduleある1日のスケジュール
Chapter01
インターンシップで出会った先輩社員が皆優秀で印象的だった。
その姿を見て、自分もこんな技術者になりたいと思った。
学生時代は応用化学を専攻していたので、研究職を軸に就職活動を進めました。改めて自分を見つめ直してみたとき、「新しいものごとについて、あれこれ考えながら取り組むことが好きだ」と気づいたのです。せっかく研究職に就くのであれば、専門性を深めながら長く働きたいと思いました。そこで、化学メーカーに絞り込み、中でも研究開発にしっかり投資している会社を志望しました。
住友化学に入社した一番の理由は、インターンシップでの経験です。社員の方々が優秀だったことがとても印象的でした。どんな質問に対しても、論理的かつわかりやすく丁寧に教えてくれる。その姿を見て、自分も将来このような技術者になりたいと強く思ったのです。また、住友化学は、多種多様な分野に事業を展開しています。その分だけさまざまなテーマの研究開発に挑戦できるチャンスがあり、成長できる環境が整っていると感じたことも決め手でした。
Chapter02
液晶ディスプレイなどにとって欠かせない機能を担う偏光板。
製品開発リーダーとして常時複数のプロジェクトに携わる。
入社以来、偏光板の製品開発に取り組んでいます。偏光板とは、特定方向の光を吸収して偏光状態をつくるなど光の状態を制御する多層フィルムであり、液晶ディスプレイになくてはならない機能です。光学フィルムなど、さまざまな材料を積層することによってつくられますが、単に材料を重ね合わせればよいというわけではありません。お客様それぞれの要望に応じて、材料の組み合わせや構成を最適に設計することが求められます。ある先輩が、サンドイッチにたとえてわかりやすく説明してくれました。パンのタイプや、中にはさむ具材や組み合わせを考え、お客様にとって一番美味しいサンドイッチを仕上げるような仕事なのです。
開発は、お客様の要望を丁寧にヒアリングすることからスタートします。次に設計に取り組み、製造プロセスを担当する部署と密接に連携しながら試作・検証を重ね、実験室レベルから製造レベルへとスケールアップしていきます。最終的には、高品質な製品を安定して量産できる状態にまで仕上げることが目標です。
私は、このような製品開発に入社1年目から主体的に取り組んできました。経験を積むにつれて、より難易度の高い開発を任されるようになり、現在は、製品開発プロジェクトのリーダーとして常時複数のプロジェクトに携わり、お客様や関係部署との調整、全体の進捗管理などに取り組んでいます。
Chapter03
ぎりぎりの状況から見出したブレイクスルー。
まるでドラマのワンシーンのような感覚だった。
2年前に担当したプロジェクトでのことです。偏光板の中でもきわめて重要な機能を担う主要フィルムについて、新しいアプローチでつくる新規フィルムを開発することになりました。お客様が求める性能を実現するためには、従来のフィルムでは限界があったのです。ノウハウの蓄積も少ない新規フィルムのため、設計段階から試行錯誤が続きましたが、製造に向けてのスケールアップで大きな壁にぶつかりました。お客様から指摘された課題について、製造プロセス上の制約から十分な改善が図れず、行き詰まってしまったのです。いまさら材料の根本的な改善にまで戻ることはできず、八方塞がりの状況。スケジュール的にも早急な対応が求められました。
このような壁に挑むにあたり、私は開発の基本に立ち戻ることにしました。先入観を捨てて、考えうるすべてのアプローチを試してみたのです。すると、「おそらく効果はないだろう」と思いながらも、念のために確認した評価から、突破口を見出すことができました。まるで自分が、ドラマのワンシーンを演じているような感覚になったことを覚えています。
入社8年目で技術者として中堅レベルに差しかかった時期であり、知らず知らずのうちに自分の中でできあがった常識や先入観がフィルターになって、柔軟な発想を妨げていたのかもしれません。「当たり前」と思っていることでも一度立ち止まって考え、客観的な視点でものごとを捉える。この教訓は、自分自身はもちろん、後輩たちの成長をサポートするためにも大いに役立っています。
Chapter04
多種多様なメンバーたちと一緒に前進していく。
自分にとってたまらなく魅力的な環境。
住友化学に入社して驚いたのは、じつに多種多様な人材が活躍していること。入社前の印象どおり、優しく穏やかな人もいれば、第一印象は厳しめでも丁寧に面倒をみてくれる人、常にポジティブなマインドでまわりを鼓舞する人など、本当にさまざまです。最初は驚きましたが、現在では自分にとってたまらなく魅力的な環境だと感じています。専門性や考え方、そして個性など、自分とは違うタイプの人たちと一緒に取り組むことは刺激も多く、自らの成長を後押ししてくれると思うのです。また、一度「やる!」と決めたことについては、全員が同じ方向を目指して全力で取り組んでいく。この心地よい一体感も好きですね。
もう一つ魅力を挙げるとするならば、グローバルに活躍できるフィールドでしょうか。お客様の多くが海外ということもあり、アジアなどへの出張も多いです。一昨年は、米国ラスベガスで開催されたエレクトロニクス関連の国際展示会に、調査を兼ねて出張しました。
Chapter05
「この仕事は自分がやり遂げたのだ」と
記憶に残るような研究開発に挑んでいきたい。
化学製品は、社会にとってなくてはならない存在ですが、その多くは形として目に見えにくいため、もどかしさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。 一方、私が携わっている偏光板は、スマートフォンなど身近なアイテムに搭載される製品。開発サイクルが短いので困難なことも数多いのですが、それが大きなやりがいにつながっています。自分たちが開発した製品を採用したスマートフォンなどが発売されると、まっ先に家電量販店の売場に駆けつけ、手に取って微笑んでいます。
いつの日か、自分の力で0から1を生み出すような研究開発にチャレンジしたいです。現在は、製品に近い領域に携わっていますが、今後は基礎的な研究でも経験を積んでいきたいと考えています。そうした経験を積み重ねて、キャリアの最後に「この仕事は自分がやり遂げたのだ」と誇りをもって思い返せる成果をあげることができれば、とても幸せだと思います。形として見えにくいかもしれませんが、化学にはものごとを劇的に変える力があると信じています。そんな挑戦を、住友化学で続けていきます。
Oneday Scheduleある1日のスケジュール












